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成功者の告白

「5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語」と副題が付いているが、起業そのもの(事業を興すこと)ではなく、起業した後、事業が安定するまでの間にその企業が陥りやすい問題点を、小説形式で紹介している。巷では、日本では起業が少ないとか、起業しようとかするなとか、色々な話が流れているが、起業した後どうしたらいいのかという点について書かれた本は少ないように思う(実際自分がそういうステージに達していないから気づかないだけかもしれないが)。

特にこの本では、直接にビジネスに関係することというより、人間関係を中心に、しかも会社内だけに限らず人生の中で起業がどういう影響を及ぼしていくのかについて言及しており、なかなか面白い。内容は、エピローグにまとめてあるとおり。

  1. 成功に向かって一歩を踏み出す。仕事は辛いが家庭は円満
  2. 成功に向かって離陸。仕事は好調、家庭で歪みが出始める
  3. 成功への分かれ目。仕事は好調、人間関係で問題勃発。家庭はあきらめムード
  4. 仕事と家庭のバランス回復。仕事では人を指導する立場に、家庭では相互依存へ

本文では、この過程を多少大げさに時系列で描いている。起業した人、したい人だけでなく、自分の会社がどのステージにいるのか客観的に見るいい機会にもなるので、一般企業に勤める人にも役に立つだろう。

本文は前述の通り面白いのだが、読み進めるほど、起業の困難にブチ当たるどころか、事業を興すことが何かも体験していない自分が歯がゆい。

登山記録に使えるGPSアプリ My Tracks

自分がAndroid携帯(Sony ErricsonのXperia)を買ったのは、スマートフォンならではの自由度の高さ(画面の大きさやセンサーの多さなど)を活かしたアプリケーションを、自分で作って使ってみたいと思ったことがきっかけである。スマートフォンといえばiPhoneじゃない?という人が多いと思うが、登山によく行く自分にとって、少なくとも現時点ではドコモとauと比較するとかなり電波状況の悪いソフトバンクテレコムに乗り換えるという選択肢はどうしても取れなかった。また、iPhoneアプリを作るには、まずMacを買わなければならないというのも、Android携帯を選んだ理由である。現時点で、良好な電波状況と端末の完成度の両方を満たす端末は、Xperia以外にないといえる(auのIS01もありという人もいるかもしれないが)。と思っているのだが、なぜか自分の登山仲間のスマフォ持ちはiPhoneばっかり。へっ!iPhoneなんてソフバンで電波届かないから、どうせ山に登って「山頂なう!」ってつぶやきもできないくせに!(笑)

具体的に作ってみたかったアプリとしては、登山道を歩きながらGPSデータを保存してくれる、GPSロガーである。ところが、Xperiaを入手してあれこれと初歩的なアプリを作っているうちに、My Trackというアプリを見つけた。

My Tracks for Android

これはまさに欲しかったアプリではないか! 事前に調べた限りではGPSロガー的なアプリは見つからなかったのだが(iPhoneアプリはいくつか見つけた)、探し方が悪かっただけらしい。そんなわけで、自分で作らなくても既にあったので、あっさりと自分のAndroidアプリ制作意欲はほぼゼロまで削がれた。2010年5月からはソースコードも公開されたため、改変も可能になった。

mytracks - Project Hosting on Google Code

使い方は簡単で、Record Trackというメニューを選んで歩き始めると、一定の間隔でGPSの情報を記録し、Googleマップ上に表示してくれるというのが基本機能。以下の画面は乾徳山に登った時のコースの一部。機種や電波の受信状況にもよるだろうが、結構高精度で記録が取れる。この時はRecord Trackするのを忘れていて、一部のルートしか記録できなかった。

Stop Recordメニューを選べば、記録終了。Googleマップでは、拡大すると等高線も表示されるので、地形なども推測できる。

画面中央左右の矢印をタップすると、他の情報も見られる。右をタップすると、歩いた距離や最高・平均速度、最低・最高標高、標高差などが確認できる。

さらに右をタップすると、横軸に距離、縦軸に標高と歩行速度のグラフが見られる。緑が標高で、この時は1.5kmほど歩く間に1580mぐらいから1800m近くまで登った様子がわかる。青が歩行速度で、見方は…単位がいまいちよくわからない。

もちろんGPSのトラックデータはPCにコピーすることができる。そのデータをGoogle Earthやカシミール3Dに重ねあわせてみるとまた面白いだろう。

このアプリ自体は、なにも登山にだけ用途が限られているわけではなく、ウォーキングやジョギングの際などにも色々使い道が考えられる。日本語化はされていないようだが、「Android携帯を持っていて登山やウォーキングをする」という人は日本にはまだまだ少ないだろうから、そんなものかもしれない。オープンソースなので自分で翻訳してもいいのだが、まずは機能が分かっていないので、もう少しあちこちの山に行く時に使ってみようと思っている。

コンポの修理

ケンウッドのVH7PCというコンポを使っている。いつ買ったのか正確なところは覚えていないが、学生時代であることは間違いないので、おそらく10年ぐらいは使っているだろう。当時、SOTECというPCメーカーがPCとセットで大々的に売り出したものの、あまりの販売不振に価格を劇的に下げて売りさばいたもので、知る人ぞ知る、というモデルだろう。

さすがに10年にもなるとガタが来て、ウリだったUSBでPCに接続すると音源として使えるという機能も、うまく動かなくなってしまった。ただ、それ以外の機能は問題なく、音質も一人暮らしのアパートでそれほど音量を上げずに聞くには十分である。しかし、最近は右側のスピーカーから音が出ないことが多くなり、どうしたものかと考えていた。

すると、こんなサイトを見つけた。

VH-7PCを分解してハンダ補修

早速ハンダを…と行きたいところだったが、ハンダごてを持っていないので、会社からちょっと拝借しようと思っていたら、だらだらと時間がたってしまった。やっと借りてきたので、ネジを外し、カバーを外し、基盤を外し、ハンダを盛り直す。ハンダごてを握るのは一体何年ぶりだろうか。覚えているのは、学生時代にちょっとした電子工作セットを買ってきて作った時以来だ。

パーツを元に戻して電源を入れてみたら、ちゃんと左右のスピーカーから音が出るようになった。ちょっとした手間を惜しまなければ、日曜工作レベルで修理出来る電子機器もあるものだなと思った。